2010年10月21日

カード機で混色

今日は電動のカード機で 羊毛の混色。

化学染料は均一に染まって深みがないので
混色してみました。



まずは 生成り と 黒 と 無染色の薄いグレー の羊毛を混ぜてみます。



1回目は ↑ こんな感じ

そして3回カードをかけると ↓ こうなりました。



フェルトで わんちゃんを作るのに いい色ですね。
ハスキーかシュナウザー でしょうか・・・

そして次は 茄子紺に挑戦



黒と紫とくすんだブルーで ↓ ナスビ出来上がり♪



他にも にんじん色やメロン色など作っています。

次の土日は 山口アーツ&クラフツ に出店します。

いつもの草木染めの羊毛の他にも
今回混色した美味しそうな色たくさんあります。


posted by Tsu at 22:00| 羊毛ー化学染料染め | 更新情報をチェックする

2009年10月21日

羊毛の混色

羊毛混色する方法をご紹介します。



化学染料で染めた黄・ピンクと生成り を 各同量ずつを混色してみます。



1回目のカード機

生成り 黄 ピンク の順にそれぞれ入れてみました。



はずすと 色が層になっています。
糸につむぐ場合、この段階だと 段染のような糸になります。

2回目は、二つ折りにして横方向からカード機に。



はずしてみると・・・



少し混ざっていますね。
この段階で つむぐとメランジ系の糸になります。

そして もう1回 横方向にカードしてみると・・・



遠目にはもうすっかり混ざっていますね。

手つむぎする場合はもう一度、
今度は 縦方向にカード機にかけると
『疏毛』 (そもう) といって素直に毛が一定方向に揃った糸になります。

普通、手編み用の市販の毛糸は 疏毛になっています。


色の混ざり方も アート 絵具のようでしょ。

フェルトにする場合はだいたい見た目通りの色に仕上がりますが、
紡いだ場合、撚りをかけると 影になる部分もあるので
少しだけ濃くなったように感じます。

編むと さらに濃く、ダークになりますので
最初の写真のように 3色ばらばらで見た時とはずいぶん印象が違ってきます。

派手過ぎるかなと思うくらいの方がきれいな可愛い色になるのです。


もう一色 ご紹介しましょう。



今度もまたビビッドな 黄・オレンジ・生成り を同量で混色

今度はまず 手で少しほぐす様にしてから
横方向に入れ カード機にかけます。



すると 一度でこんなにミックスできました。



さらに もう2回 カードすると・・・



可愛いオレンジ色になりました。









ラベル:羊毛 混色
posted by Tsu at 14:14| 羊毛ー化学染料染め | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

カーディング

化学染料で染めた羊毛を カード機でMIXしてみました。
carding.jpg

紫に染めた羊毛を白と1対1で混ぜてカーディングしただけで
のっぺりした色合いに少し深みが出ます。
p+w.jpg

ビビッドの真っ赤な羊毛も白と混ぜると 可愛い赤に変身!
r+w.jpg

染める段階でブルーとグリーンの染料を混ぜたものです。
少しダルトーンに傾いたかなぁ・・・?
b+g.jpg

次は、カードの時に
ダークの紫とグレイッシュの赤紫とビビッドの赤紫の
3色を混合しました。
ちょっと明るめの葡萄っぽい色になりました。
budou.jpg

このカード機は、1回に約50g~80g程 カードすることが出来ます。
MIXする時は、3回ぐらいかけるとOK!
でも、ハンドカードのように微妙な混ぜ加減が出来ないことと
羊毛から出るごみや粉のような毛で下がすごいことになるのが難点ですね。


お家でカーディングには、もっとお手軽な



ハンドカーダー





ドラムカーダー
がおすすめです。
posted by Tsu at 23:48| Comment(0) | 羊毛ー化学染料染め | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。