染色には 根っこ を使います。
引き抜いて土を落として洗うと、きれいな黄色の根っこ
薬用としても使われる根は、“羊蹄(ようてい)”と呼ばれていて
皮膚病の外用薬になるそうですよ。
今回は、根っこだけではなく、全草を使います。
30分ほどで葉はトロトロ状態に。
根の部分だけを選り分けて見てみると、ホクホクの焼き芋のような状態。
まだ黄色だったので根だけをもう一度水から煮出します。
染液を冷ましてお風呂ぐらいの温度になったら 羊毛を入れて ゆっくり温度を上げていきます。
糸と違って、羊毛の場合は 蓋をして1・2回上下を返すぐらいで、あまりかき混ぜません。
30分ほど煮沸したら、そのまま蓋を開けずに冷まします。
今日は、ここまで。
明日、媒染して もう一度染色します。